西野桃子さん(英米語学科)の留学体験談
私は3年生の後期期間、9月から年明け1月までの5ヶ月間の私費留学でした。
今回の留学を決めたのは渡航する4ヶ月前という事もあり、留学に必要な事前準備(入学手続き、パスポートの準備、航空券手配、口座開設、保険加入、SIMカードの申し込みetc.) は想像以上に大変なものでした。さらに私にとって初めての留学がこのヴィクトリア留学でした。しかし、これは留学を決めた理由の一つである"自立"という目標に向かう第一歩だと考えました。そこでToDo リストを作成し、優先順位をつけ漏れのないよう準備を進めていきました。
現地に着き、最初の1〜2週間は中々英語に慣れず、ホームシックになってしまいました。しかしカナダの文化や人々、現地でできた友達などと過ごすうちに、段々と学校に行く事が楽しみになり、もっと英語を話せるようになりたいというモチベーションに繋がりました。最初は聞き取ることさえ難しかったホストファミリーの英語も、留学の最後の方では自分の意思を伝えられるようにもなり、夕食の後気づいたら3時間以上ホストマザーと会話していたことさえありました。私が留学する上で意識していたのは、なるべく休日でも外に出るということでした。バスの中や、街を歩きながら聞こえてくる英語に耳を傾けてみる、映画を見るときは英語の字幕でみる、休日に異国籍の友達と出かけるなど、この貴重な留学の機会を大切にするため、少しでも長く英語に触れられるように努力しました。
留学後はすぐに就職活動が始まるのでそちらに専念するつもりです。もちろんこの就職活動でも今回の体験を大いに活かせると期待しています。今回の留学では、オープンマインドなカナダの文化に触れながら暮らすことで何が好きで何が嫌いなのか、得意なことや苦手な事など自分自身について知る機会になったと思っております。"英語を使った仕事に就くか"ということに関してはまだ分かりませんが、英語の勉強は続けて行きたいと思います。異国籍の友達もできたことで、英語学習に対するモチベーションもできました。

後輩へのメッセージ
私は留学に行く決断をして本当に良かったと思います。留学では語学だけでなく、その国の文化や日本とは違った暮らし方、物事の捉え方、"こういう視点もあるのか"など、唯一無二の個性を持った人々と多く関わる事で視野がものすごく広がりました。短い期間でも行く価値は大いにあると思います!学生時代という貴重な時間の中で新たな発見や出会いがあった事はこれからの人生に大きく役立つと信じています。またこの時期に留学に行く事は、大学生活においての有効的な時間の使い方の一つでもあると思います。また、ヴィクトリアはどちらかと言うと田舎で自然が多く、本当に綺麗な街です。そしてヴィクトリアに住んでいる人達の人柄も暖かく治安も良いと思います。そんな伸び伸びとした街での生活はストレスフリーで、将来こんな街に住みたいなとも思うくらい素敵な場所です。初めての留学でしたが安心して過ごすことができました。最後になりますが、本当に小さな事でいいので自分や周りのためになる事に挑戦してみて下さい!何か変わるかもしれません。応援してます!



