宮松 茂幸 さん(1994年3月 外国語学部卒業)

日本食を海外に広める事業を展開するため、香港で起業

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新聞記事が起業のきっかけ。

『日本食で世界を笑顔にしよう!』という目標のもと、日本食を海外に広める事業を展開し、香港を中心に海外の日本食レストランに日本の食材を輸出しています。日本の文化や流行を伝えるのも私たちの役目だと思っています。世界を舞台に仕事をしていくと、日本にいてはできないスケールの大きな仕事ができたり、人脈が拡がっていくのは非常にやりがいがあります。昔から人とは違ったことをしたくて拓殖大学中国語学科に入学。卒業後は一旦、地元の信用金庫に就職。3年ほど経ったある日、新聞で「香港の食品問屋、営業募集」の記事を見つけ信用金庫をやめ、カバン一つで香港へ。11年勤めて香港で独立し起業しました。

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拓殖大学で手に入れた中国語と留学体験。日本食ビジネスの世界で活躍するベースとなりました。

思えば、大学2年で行った台湾留学が大きな転換期ですね。「海外で起業したい」という気持ちが芽生え、結果として9ヵ月の留学で身につけた中国語のお陰で、最初の一歩を踏み出せたわけですから。世界文化遺産登録、2020年のオリンピック開催もあり、「日本食」ビジネスにも追い風が吹いている今、ますます拡がるビジネスチャンスに心躍らせています。

後輩へのメッセージ >>
1日1日を大事にいろいろな事に挑戦を。制度の整った拓殖大学の留学制度も上手に活用してください。
4年間は意外に短いので1日1日を大事に、学生のうちにしかできないことをやっていってください。例えば留学。拓殖大学は制度が整った大学ですので、できるなら行くことをおすすめします。私自身もそうだったのですが、留学先で背景や文化の違う人たちと触れ合う中で自分は何をやりたいのか、自分自身の適性も見えてくると思いますよ。