人文科学研究所
概要
人文科学研究所は、人文科学に関してその学術の蘊奥を極めることを目的に、次の事業を行っています。
- 人文科学に関する調査研究
- 人文科学に関する刊行物の発行
- 人文科学に関する研究会、講演会、シンポジウム、公開講座等の開催
- その他、研究所の目的を達成するために必要な事業
本研究所は、学部専門科目分野以外の学部共通分野に対応する研究所として、学部横断的に設置されています。そのため全学部から集まった研究員は、幅広い専門的研究者の共同体を構成し、各自その役割を担っています。
恒例となっている公開講座(講演会)は、本研究所の研究員および企業や学会、他大学など外部から講師をお招きし、多様な分野と様々なテーマによって行っており、毎回、好評を博しています。
研究所の研究活動としては研究助成、紀要の発行、公開講座等の諸事業を実施していますが、将来的には、学内外の研究者が討論する場を確保するため、公開研究会の開催を検討しています。
人文科学研究所長挨拶
田野武夫(政経学部教授)
人文科学は、主に人間を対象とした学問の総称と言えます。人間の事象を研究対象とするため対象となる分野は幅広く、政治、経済、文化、科学技術など多くの学問領域を含みます。本研究所も哲学、文学、言語学、歴史学、教育学、心理学など人文科学・社会科学全般、さらにはスポーツの分野まで幅広い専門分野の研究員で構成されています。それぞれの研究員が取り組む優れた研究成果として、本研究所は『拓殖大学論集 人文・自然・人間科学研究』を年に2回発行しています。今後も本研究所紀要の一層の充実に努めて参ります。
また、本研究所では公開講座等を通して、本学教員の研究成果を一般市民の方々に広く公開しています。幸いにもこれらの取り組みについて、高い評価を頂いております。これからも期待に沿えるよう、発展的な活動を継続していく所存です。
AIの飛躍的発展やグローバル化の拡大、排外主義や経済格差、コロナ禍での社会情勢の変化など、人類は様々な未知の問題に直面しています。この激動する世界情勢の中で、人文科学の営みがもたらす共感能力や批判的思考などの価値が再評価されつつあります。また経済的合理性の対極とみなされる人文科学へのステレオタイプな見方も、今後変化していく可能性があります。米国の突出した経営者の多くが人文科学や教養系の出身者である事実も、これを後押しするでしょう。
人間の精神や知性の働きは、実用主義の世界では見落とされる傾向にあります。しかしこの精神や知性の働きこそが、人間社会の基盤となっています。この基盤を学術活動によって充実させていくこと、人文科学研究所はその一助となるべく尽力したいと考えています。
出版物
紀要 『拓殖大学論集 人文・自然・人間科学研究』
※38号以降は拓殖大学機関リポジトリに論文を掲載しております。
『拓殖大学論集 人文・自然・人間科学研究』の論文等題名・執筆者一覧(2号~最新号)
第50号(発行:2023年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 犬竹 正幸 | カントの『オプス・ポストゥムム』におけるエーテルの演繹論について-知覚と体系的経験のあいだ- |
論文 | 石川 華子 | ウィンストン・チャーチルの伝記を通した歴史学の考察 |
論文 | 片岡 慎泰 | 下川貞文の平良小を中心とした足跡 |
抄録 | 長尾 素子 | 高大連携キャリア教育に向けた実践的プログラムの開発-社会人基礎力の育成に焦点を当てて- |
論文 | 大森 裕二 | 大地の復讐のドラマー『楡の木陰の欲望』におけるケルト/ユーラシア的意匠 |
拓殖大学 研究所紀要 投稿規則 | ||
「拓殖大学論集 人文・自然・人間科学研究」執筆要領 |
第49号(発行:2023年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 犬竹 正幸 | 『純粋理性批判』原則論に見られるカントの実体論 -第三類推から第一類推を読み返す- |
論文 | 豊岡 めぐみ | 「尊厳をもって死ぬ権利」を巡る闘い-フランスにおける「緩和ケア」- |
論文 | 冨田 爽子 | スティーヴン・ミールドマン - 出版から見るエドワード六世時代 |
論文 | 田野 武夫 | ユスティヌス・ケルナーの詩作品における自然観について |
論文 | 大森 祐二 | The Gardens of Adonis,the Drama of the Green World,and Eugene O'Neill's Urban Dystopia |
論文 | 三井 美穂 | Toni MorrisonのHomeでたどるアフリカ系アメリカ人の旅 |
論文 | 黒崎 茂樹 | 「データ・情報・知識・知恵」モデルの再考 |
研究ノート | 塩崎 智 | 小浜藩英学教師、塚越酸素彦(鈴彦)の化学、医学、英学修業―伝記『金蘭簿物語』の出生から渡米までの記述の検証 |
論文 | 佐野 正俊 | 「現代の国語」の中の「やさしい日本語」について-共通必修科目における「書くこと」の指導をめぐって- |
第48号(発行:2022年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 河原 清志 | 意味づけの多様性 -読書会による検証- |
論文 | 大森 裕二 | A Conflict Between Imperialism and Ecosophy : The Emperor Jones as a Drama of Kingship |
論文 | 冨田 爽子 | 出版から見るエドワード六世時代 -イタリアとの邂逅 |
論文 | 関 良基 | 慶応3年の憲法構想 -赤松小三郎、津田真道、松平乗謨、西周、山本覚馬 |
論文 | 田野 武夫 | ドイツ外交文書に記された桂太郎の生涯 |
研究ノート | 久米井 敦子 | 『梅蘭芳歌曲譜』と劉天華 |
研究ノート | 塩崎 智 | 小浜藩英学教師、塚越酸素彦(鈴彦、1842-1886) 関連史料調査報告 一於福井県福井市、福井県小浜市 |
研究ノート | 米重 修一 | 事前刺激トレーニングによる走力の向上とコンディショニング |
資料 | オスカル・メンドサ | "ElCondeNi no" de Riojarchivo.com |
抄録 | 保坂 芳男 | 明治4年頃の英学に関する一考察 - 額田県の郷学校に焦点を当てて - |
論文 | 澤田 次郎 | 青少年期の福島安正と情報活動の起源 |
第47号(発行:2022年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 犬竹 正幸 | 空間論から見たカント批判哲学への道 |
論文 | 三井 美穂 | 亡霊の語り -中間航路の死者の声 |
論文 | 小林 敏宏 | 英語文化とポピュラー・ジオポリティクス -非英語圏日本の文化的アイデンティティ交渉過程の観点から- |
論文 | 長尾 素子 | 英語体験学習が「コミュニケーション不安」に及ぼす影響 ~東京都英語村(TGG)における調査から~ |
論文 | 渡辺 勉 | 英語の自動詞と他動詞の区別について - to screen を出発点として |
論文 | 村上 祐紀 | 「美しい目の視線は遠い,遠い所に」 -森鷗外「安井夫人」とドイツ・ロマン主義- |
研究ノート | 井内 千紗 | 20世紀ベルギーにおける言語事情とバイリンガル作家ジャン・レー/ジョン・フランダースの関係 |
研究ノート | 山田 克已 萬 司 |
自発的な活動を促す「子ども向けミュージカル」の開発及び改善 |
調査報告 | 保坂 芳男 | 神奈川県の旧制中学校における英語教育史(2) -第四中学校以降の外国人講師を中心に- |
調査報告 | 塩崎 智 | 明治初頭,日本人米国渡航者リスト解題・史料の補足 -横浜発サンフランシスコ行き日本人船客リストと関連史料紹介及び考察(1):横浜出航1870年1月から6月まで |
第46号(発行:2021年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | Oscar Javier Mendoza García | Paremias de la Crónica Galega - Ms 2497 de la Universidad de Salamanca - |
論文 | 小林 敏宏 | グローバルイングリッシュと<英語界>の象徴システムの構造と動態について - 非英語圏日本の英語社会論の立場から - |
論文 | 橫関 理恵 | 不登校経験者に果たした夜間中学校の役割と特質 - 1980年代の教師の実践記録を手掛かりに - |
論文 | 服部 英一 | スキーの基本姿勢における下肢筋力への影響について - EMGマスターによる測定より - |
調査報告 | 保坂 芳男 | 神奈川県の旧制中学校における英語教育史(1) - 外国人講師を中心に - |
論文 | 佐野 正俊 | 「梶田富五郎翁を訪ねて」の教材性について -「聞き書き」の文体に着目して - |
第45号(発行:2021年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 鄭 偉 | 中国における花見ブームについての文化的考察 |
論文 | 豊岡 めぐみ | 安楽死問題と自己決定 -オランダの精神的苦痛の事例を中心に- |
論文 | 工藤 遥 | 地域子育て支援におけるNPOの役割: 東京都世田谷区の事例から |
論文 | 服部 英一 | スキー装具AGAINERによる滑走中の筋力変化について |
論文 | 三井 美穂 | フロレンスは何を語ったか -19世紀へ向かう語り直しのネオ・スレイヴ・ナラティヴ |
論文 | 村上 祐紀 | 明治キリスト者の公共性 -木下尚江『霊か肉か』 |
研究ノート | 塩崎 智 | 横浜発サンフランシスコ行直行船便の日本人船客リスト(1868年と1869年) -日米両史料を活用した試み |
第44号(発行:2020年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 小林 敏宏 | 非英語圏日本の言語空間における<英語>概念の「特殊性」について |
論文 | Oscar Javier Mendoza García | Quiasmos en San Lucas 24 |
論文 | Keiko Aoki | Reconsideration on the Passive Construction in English Sentence |
研究ノート | 塩崎 智 | 1872年3月26日横浜発サンフランシスコ行き,アメリカ号日本人渡航者の調査 -先行研究発表後四半世紀の関連研究成果のまとめ- |
研究ノート | 海口 浩芳 | 高等学校におけるインクルーシブ教育の現状と課題 -発達障害のある生徒への対応に注目して- |
研究ノート | 萬 司 | 子どもの音楽表現から考える幼小連携 -子ども向けミュージカルの実践から- |
資料 | 澤田 次郎 | 福島安正「慶応元年ヨリ明治四十年ニ至ル履歴」 |
第43号(発行:2020年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 三木 健詞 | 高等学校世界史における「文化」の学習の可能性 |
論文 | 渡辺 勉 | 英語の未来表現について:学習文法における記述を中心に |
論文 | 小野寺 美智子 | メタファー表現の文法レベルにおける制約 -日本語の壁塗り構文を中心に- |
論文 | 松本 旬子 | スペイン語の母音長の一考察 -母語話者の発話分析と長音を用いたカタカナ表記から- |
論文 | 大森 裕二 | Diligence and Dissipation:A Critique of Capitalism in Eugene O'Neill's The Iceman Cometh |
論文 | 村上 祐紀 | 普及福音教会と森鷗外「鎚一下」 |
研究ノート | 米重 修一 中雄 勇人 |
クロスカントリーコースを用いたトレーニングがランニングフォームへ与える影響 |
調査報告 | 保坂 芳男 | 山口中学校の英語教育に関する研究 -外国人講師に焦点を当てて- |
第42号(発行:2019年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 犬竹 正幸 | 批判哲学の成立におけるカント力学論の意義 |
論文 | 神林 邦明 | 日本語を第二言語とする生徒の社会科入試対策に関する考察 -ベトナムの中学地理教科書の分析- |
論文 | Oscar Javier Mendoza García | Dictados Tópicos de Santo Domingo de la Calzada:Fuente de Saber |
研究ノート | 小澤 貴史 | 大正・昭和前期の拓殖大学における心理学教育に関する史的研究 |
研究ノート | 小木田 敏彦 | 「第1の産業分水嶺」再考 -「19世紀文明」論との関連で- |
研究ノート | 萬 司 | 幼児期における特別な教育的ニーズに対する支援への考察 -北海道幼児教育振興基本方針から- |
調査報告 | 保坂 芳男 | 神戸中学の英語教育に関する研究 -日本人・外国人英語教師に焦点を当てて- |
第41号(発行:2019年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 田野 武夫 | ヘルダーリンにおける自然の合目的性―カントとの関連から |
論文 | 永江 貴子 | 東アジアの教育近代化に寄与した日本人―永江正直を辿って― |
論文 | 三井 美穂 | 沈黙の言語―トニ・モリスンの『ラヴ』の語り |
論文 | 村瀬 暁生 | ジョゼフ・コンラッド『西欧人の眼に』における語りの構造について |
論文 | 澤田 次郎 | チベットをめぐる日本の諜報活動と秘密工作― 一八九〇年代から一九一〇年代を中心に ― (二・完) |
論文 | 澤田 次郎 | 新渡戸稲造のアメリカ観―心理的葛藤とその克服の試み― |
調査報告 | 塩崎 智 | 1870年に実施された米国国勢調査(Census)―日本人留学生情報の分析― |
討論 | 保坂 芳男 | 京都の番組小学校の英語教育に関する一考察 ―田畑(2017)の分析を中心として― |
第40号(発行:2018年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 日野川 静枝 | 科学の軍事化はどのようにして生じたか ーカリフォルニア大学の場合を中心にー |
論文 | 三木 健詞 | 高等学校の「現代社会」教科書における「宗教」の扱い |
論文 | 阿久津 智 | 古典の音読と文法 |
論文 | Oscar Javier Mendoza GARCIA | "Santo Domingo de la Calcada: pan, vino e carne asada". Estudio Paremiologico |
研究ノート | 小木田 敏彦 | 「19世紀文明」と日本の近代化 ーカール・ポランニーの文明史観を中心にー |
研究ノート | 渡辺 勉 | 日本の学習文法で使われる5文型について(下) |
研究ノート | 高島 裕美 | 「幼児教育の推進体制構築事業」の展開に関する一考察 ー北海道における「幼児教育アドバイザー」事業に焦点を当ててー |
研究ノート | 坂井 莉野 | 幼稚園教育要領等の改訂と教員養成の在り方ー領域「健康」と小学校「体育」との関連からー |
研究ノート | 神林 邦明 | 高校入試の社会科の解答プロセスー新傾向問題の位置づけー |
研究ノート | 服部 英一 | 切りかえ局面を基礎としたスキー指導方法について |
論文 | 澤田 次郎 | チベットをめぐる日本の諜報活動と秘密工作 ー1890年代から1910年代を中心にー(1) |
公開講座記録 | 佐野 正俊 | 坪内逍遙『小説神髄』を読むー日本近代小説の誕生ー |
第39号(発行:2018年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 海口 浩芳 | 教職の専門性に求められる要素の検討-リスク管理の視点から- |
論文 | 小野寺 美智子 | 時間メタファーへの認知的アプローチ-日本語の時間表現を中心に- |
論文 | 大森 裕二 | A Strange Antiwar Play:The Fight of Feminine Theology against the Masculine Myth in Eugene O'Neill's Strange Interlude |
研究ノート | 渡辺 勉 | 日本の学習文法で使われる5文型について(上) |
研究ノート | 服部 英一 | 日本スキー教程における3本の矢の指導展開について |
研究ノート | 服部 英一 | モーグルスキーにおける頭とスキーの姿勢変化について |
研究ノート | 高野 要 | キングストン・アポン・ハルのウィリアム・ド・ラ・ポール -戦争財源の調達で王室銀行家に昇りつめた商人の栄光と転落- |
第38号(発行:2017年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 犬竹 正幸 | カントの批判哲学とパラダイム論 |
論文 | 村上 祐紀 | 森鴎外,統計学論争のプロブレマティーク |
論文 | 三木 健詞 | 中学校の社会科教科書における「宗教」の扱い |
論文 | 海口 浩芳 | 発達障害生徒に対する「望ましい支援」の検討-高校における特別支援教育コーディネーターへの調査分析から- |
研究ノート | 小木田 敏彦 | 制度的アプローチの再検討-ダグラス・ノースの国家論を中心に- |
研究ノート | 神林 邦明 | 占領期の高校入試の社会科-地理と歴史- |
研究ノート | Oscar Javier Mendoza GARCIA | ラ・リオーハ(スペイン)出身者のあだ名に関する論考 |
第37号(発行:2017年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 小林 敏宏 | 英学とプラグマティズム-19世紀後半の日米間に見る「実学」思想の重層的構造への視座- |
論文 | 田野 武夫 | 同時性と継起性-ヘルダーリンの歴史的視点に関する考察- |
論文 | 鄭 偉 | 中国伝統文化の復興における日本の影響と役割について |
論文 | 海口 浩芳 | 高校における特別支援教育コーディネーターが教育行政に求める職務支援とは何か |
論文 | 保坂 芳男 | 豊浦中学の英語教育に関する研究:外国人講師に焦点を当てて |
論文 | 澤田 次郎 | 徳富蘇峰と昭和戦後日記 ─1945-1957年─ |
研究ノート | 服部 英一 | ドローン撮影によるスキー運動の解析について |
調査報告 | 有馬 廣實 | 教職科目「介護等体験」学生調査の分析 |
第36号(発行:2016年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 田野 武夫 | 黙示録と詩作ーヘルダーリンの『パトモス』における終末思想ー |
研究ノート | 服部英一 | 急斜面大回りパラレルターン中の速度変化についてーとりわけターン後半のリバウンドの影響とはー |
研究ノート | 小木田敏彦 | 「知」のボーダーレス化と歴史地理学ーグローバル経済史からの新発想ー |
講演記録 | 佐藤健生 | ドイツの過去・現在・未来ー歴史から学ぶことの意味ー |
第35号(発行:2016年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 田野 武夫 | ヘルダーリン書簡の分析―作品と交流範囲の関係性について― |
論文 | 橋本 信 | 北海道におけるグリーン・ツーリズムの新たな局面 |
論文 | 渡辺 勉 | 辞書で十分に記述されていない英語の語法について―"what one has to say"を例として― |
論文 | 音在 謙介 | 「隠れる」という志向性―その民俗的意義― |
研究ノート | 下條 正男 | 竹島・間島・日本海呼称問題について 歴史認識と歴史の事実 |
研究ノート | 神田 工 | クラリッセ・リスペクトールの『修養,あるいは喜びの書』の《生》の存在論 |
資料 | オスカル メンドサ | APODOS A LOS HABITANTES DE PUEBLOS DE LA RIOJA (ESPANA) |
抄録 | 大森 裕二 | 花咲き緑溢れる大地への憧憬:『偉大なる神ブラウン』 |
第34号(発行:2015年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 澤田 次郎 | 徳富蘇峰と昭和戦中日記 ─1937-1945年─ |
論文 | 新田目 夏実 | アジア途上国の産業化と空間構造の変容-フィリピンの事例から- |
論文 | 小木田 敏彦 | 『日本風景論』再考―ポストコロニアリズムの彼方へ― |
論文 | 保坂 和貴 | 「パフォーマンス」の心理学に向けて:ホルツマン「パフォーマンス」論のワークショップ実践への適用 |
研究ノート | 保坂 芳男 | キリスト教系中等学校の英語教員に関する研究 ―立教学院の場合― |
第33号(発行:2015年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 小野寺 美智子 | 日本人学生と外国人留学生の自由会話の微視的分析-相互行為に見られる非対称性を中心に- |
論文 | 小林 敏宏 | 近代日本黎明期の森有禮の「条理外交」にみるアングロアメリカン スタディーズの運用事例に関する考察 |
論文 | 岡田 佳菜子・中原 悠平 | 北海道北部の水稲の初期生育不良原因およびその対策方法の検討 |
論文 | 明日 誠一 | 誤訳の原因から探るThere is no such thing as X, only Y.構文の意味・用法 |
研究ノート | 松下 直弘 | ムラータ・デ・コルドバの伝説をめぐって-その歴史的背景- |
研究ノート | マーティン メルドラム | The Kinesthetic Method |
調査報告 | 有馬 廣實 | 病院等による、市民を対象にした健康知識の啓発・普及事業に関するアンケート調査 |
抄録 | 千葉 一幹 | 賢治と東北 |
第32号(発行:2014年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 澤田 次郎 | 内田良平の北東アジア政策論-国際関係理論におけるリアリズムの視点から- |
論文 | 小木田 敏彦 | ナショナリズムの歴史地理学-田園風景と「安心」社会- |
研究ノート | 保坂 芳男 | 京都の番組小学校における英語教育に関する一考察:先行研究の分析から見えてくるもの |
研究ノート | 松澤 淳 | ドイツのマンガ批評を読む-1986年から現在まで- |
第31号(発行:2014年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 保坂 芳男 | 京都中学の外国人英語教師に関する研究:R.Ponsonbyを中心に |
論文 | 下條 正男 | 地方金融組合の成立とその時代背景 |
論文 | 福田 惠子 | 近世における月待ち |
論文 | 橋本 信 | 旭川市における農業体験型グリーン・ツーリズムの成果と課題 |
論文 | 保坂 和貴 | 「創作ミュージカル活動」における学生の学習過程に関する研究:「拓大ミュージカル感想文」の学年縦断的分析 |
研究ノート | 岡 健吾 | 北海道における「農業・農村体験型」グリーン・ツーリズムの現状と可能性-NPO法人 食の絆を育む会」の取り組みから- |
研究ノート | 神田 工 | クラリッセ・リスペクトールの『アグア・ヴィーヴァ』の〈瞬間〉をめぐる諸問題 |
調査報告 | 山田 克巳 | 学生の実態に即した保育実習日誌作成の取り組み |
第30号(発行:2013年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 新井 典子 | The writing "I"between winnifred Eaton and Onoto watanna:Her Anonymous Autobiography and Popular japanese Romance Novels |
論文 | 小木田 敏彦 | 田園風景の政治地理学-美意識における文化帝国主義 |
論文 | 増山 久美 | アイスキャンディが生んだ絆-小村から拡大した商売ネットワークと村の発展についての一考察、メキシコ、ミチョアカン |
論文 | ピーター・シャープ | AFormal Approach to knowledge |
研究ノート | 服部 英一 | スキーの運動技術における主要局面の変化について -舵取り期から切り換え期へ- |
研究ノート | 大森 裕二 | 内なる野生のパラッドックス-オニールの『朝食前』- |
第29号(発行:2013年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 大森 裕二 | 真冬に咲く向日葵の夢-テネシー・ウィリアムズ『二人芝居』- |
論文 | 坂田 貞二 | ヒンディー語の昔話における死と再生 |
論文 | 田中 洋子 | 輪廻転生の諸相-浜松中納言物語と中国歴史物語にみる- |
研究ノート | オスカル・ハビエル・メンドサ・ガルシア | Carnaval y fiestas posteriores con remembranzas carnavalescas en el Madrid del siglo XVII |
第28号(発行:2012年12月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 音在 謙介 | On Excellent Haiku in Haiku International: A Prelude to the Two-liner Haiku World |
論文 | 保坂 和貴 | 「創作ミュージカル活動」を通した学生の学習・発達過程に関する一考察 |
論文 | 小木田 敏彦 | 「武蔵野」の地誌学 -文化景観から心象風景へ- |
研究ノート | 米重 修一 | 初動負荷ウォーキングフォーム効果の検討 |
第27号(発行:2012年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 音在 謙介 | ヘミングウェイの文体に関する一考察 |
論文 | ヘオルヒナ・ロメロ・デ・涌井 | Sincretismo Maya -Maximon,Dios maya que sobrevivio la conquista disfrazado de santo catolico- |
論文 | 千葉 一幹 | 「ひかりの素足」から「青森挽歌」へ -信仰の危機としてのトシの死 |
研究ノート | 神田 工 | クラリッセ・リスペクトールの「愛」の主要モチーフ |
研究ノート | 高野 要 | ロドニー・ヒルトンと中世イギリス史 |
第26号(発行:2011年12月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 小林 敏宏 | 英学思想史への一視角:兵学と英米地域研究の弁証法的変容に関する考察 |
論文 | 小木田 敏彦 | 武士道野球の文化地理学-伝統の創りかえと異文化受容 |
研究ノート | 藤田 守、庄内 慶一、小林 秀高、杉本 雅彦、小瀧 聰、石原 学 | 入学準備教育における学術的学習サイクルの適用 -e-learning システムによる日本語学習の意識調査とその結果- |
抄録 | 庄内 慶一、杉本 雅彦、小林 秀高、藤田 守、小瀧 聰、石原 学 | Effects and Evaluation of a Pre-School Education Program Using an E-learning System |
第25号(発行:2011年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 音在 謙介 | A Study of Crypto-Christians in Nagasaki -Focusing on Thomas Jihyoe, a Priest in 17th Century Japan |
論文 | 森下 義仁 | スポーツの「コーチ哲学」に関する一考察 -スポーツの「コーチングの目的」を中心として考える- |
論文 | 内田 祥子 | 自己表現としての描画 -子どもの描画に見る共在化(collaborative internalization)過程としての表現過程の分析- |
研究ノート | 近藤 倫弘 | カントにおける超越論的自由 -自由の概念化に関連して- |
研究ノート | 杉本 雅彦、小林 秀高、庄内 慶一、藤田 守、小瀧 聰、石原 学 | 拓殖大学北海道短期大学におけるe-learningシステムを活用した入学準備教育 -入学準備教育の実施と今後の課題- |
研究ノート | 神田 工 | クラリッセ・リスペクトールの『家族の絆』における《生》の諸問題 |
研究ノート | オスカル・メンドサ | El Viejo Carnaval de La Rioja (Espaa) |
第24号(発行:2011年1月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 千葉 一幹 | 立身出世主義と宮澤賢治 |
論文 | 小木田 敏彦 | 「東北」の文化的転回 -伝統的地理学の立場から- |
論文 | 内田 祥子 | 子どもは演じた後何を描くのか? -体験と描画の関連性についてのパイロット・スタディー- |
研究ノート | 松下 直弘 | ルルフォの作品に見られるしぐさと顔の表情 |
第23号(発行:2010年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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犬竹 正幸 | カントの永遠平和論をめぐる哲学的諸問題 | |
論文 | 寺田 俊郎 | カントはなぜ世界共和国ではなく国際連盟を提唱したのか |
論文 | 御子 柴善之 | 信頼と永遠平和 -カント『永遠平和のために』を手がかりに- |
論文 | 犬竹 正幸 | カントの歴史哲学の批判哲学的意義 |
論文 | 近藤 倫弘 | ディドロにおける普遍道徳 -一般意志の基礎に関連して- |
論文 | 田野 武夫 | 和辻哲郎とヘルダーリン -ヘルダーの人類史哲学との親和性- |
論文 | 大森 裕二 | The Poetics of the Sea and the Land in Eugene O'Neill's "Anna Christie" |
論文 | 小林 敏宏 | 言語文化地政学の中に見る日本型「英語教育」のかたち |
論文 | 佐藤 順子 | 可算・不可算名詞と完結的・非完結的動詞の教授法の一考察 -認知言語学の英語教育への応用- |
研究ノート | 千葉 一幹 | いかに文学を教えるか |
研究ノート | オスカル・メンドサ | ベニドルムの聖母マリアに関する演劇と歌 |
第22号(発行:2009年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 佐野 正俊 | 宮沢賢治「オツベルと象」の学習指導過程について -国語科教育における文学教材のあり方- |
論文 | 菅野 素子 | 時代の行方を見つめる視点 -カズオ・イシグロWhen We Were Orphansにおける作者の時代認識- |
論文 | 小木田 敏彦 | 東北の誕生 -文化接触の問題として- |
研究ノート | 高松 昇一 | 中国文化における龍と蛇の諸相(役割と姿・形・イメージ) |
調査報告 | 有馬 廣實 | 「食と健康の博物館」の社会貢献活動の現状と課題 |
調査報告 | マーティン・メルドラム | "Grammar Makes Pictures"Makes Grammar Make Sense:A Useful Paradigm from Cognitive Science for Helping Students Understand and Improve their Grammar |
第21号(発行:2009年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 坂田 貞二 | クリシュナ神の障害を再現する歌舞劇ラース・リーラー台本の形成 -ヒンドゥ教世界における伝統の継承と展開の事例 |
論文 | 小林 敏弘、音在 謙介 | 「英語教育」という思想 -「英学」パラダイム転換期の国民的言語文化の形成 |
論文 | 柴田 恵美 | ラ・ロシェフーコー「箴言集」成立に関する思想的背景についての一考察 |
論文 | 橋本 信、岡 健吾 他 | 日本のグリーン・ツーリズムにおける農業・農村体験の意義 |
論文 | 千葉 一幹 | 描かれた父のイメージ -宮沢賢治とその時代2- |
研究ノート | 音在 謙介 | 現代の視点から見る「隠れキリシタン」現象 -「隠れキリシタン」における「まなざし」 |
研究ノート | 神田 工 | 『G・Hの受難』における〈私〉の変容 |
調査報告 | ヘオルヒナ・ロメロ・デ・涌井 | 人間の尊厳のための闘い -グァテマラ先住民族人権活動家リゴベルタ・メンチュウ(1992年ノーベル平和賞)の闘い- |
第20号(発行:2008年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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坂田 貞二 | 諸文化圏における龍と蛇の様相(役割と姿・形・イメージ)の研究 -掲載論考の概要、研究経過、研究が目指したもの- |
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論文 | 坂田 貞二 | 北インドの昔話における蛇の役割 若い嫁を援ける兄弟としての蛇、王子・皇女の親としての蛇 |
論文 | 村上 祥子 | 諸文化圏における龍と蛇の様相(役割と姿・形・イメージ)の研究 -民族からみる朝鮮半島の蛇- |
研究ノート | 松下 直弘 | スペイン語圏の文学作品に描かれた蛇とドラゴン |
研究ノート | 寺家村 博 | 静かな革命期におけるケベック・カトリックに関する一考察 -カトリック教会の危機と再生- |
研究ノート | オスカル・メンドサ | ベニドルムの聖母マリアに捧げる暁の頒歌 |
資料 | 橋本 信、岡 健吾 | 農村地域における農業・農村体験の社会的意義 |
最終講義 | 三浦 徹明 | 「考える」歴史を考える -「死んだ」れきしを「生きた」歴史に!! |
第19号(発行:2008年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 三浦 徹明 | 中国開国諸条約一考察-中国近代史の起点と「近代化」をめぐって |
論文 | 下條 正男 | 独島呼称考-韓国政府版「独島:六世紀以来韓国の領土」批判 |
論文 | 肱岡 義人 | A.クレリクッイーオによるボイル化学の新評価とその批判的検討 |
研究ノート | 犬竹 正幸 | 機械論的自然観と生命 |
研究ノート | 木村 直人 | ハトのキーペックとペダル押しにおける行動対比 |
研究動向 | 北出 亮 | 中国におけるコミュニケーション学の動向 |
調査報告 | 竹谷 靱負 | 高田富士に関する資料調査と考察 |
研究会 | 坂本 明美 | 日本における第二外国語のチャンス |
公開講座 | 大橋 正明 | インドとバングラデッシュに恋して-インド・ガンデイ主義のサマンバヤ・アーシュラムから日本の国際協力NGOシャプラニール=市民による海外協力の会まで- |
公開講座 | 鈴木 敏央 | (体験的)異文化理解の方法-アジア・アフリカとのつきあい方 |
公開講座 | 伊藤 好秀 | 朝鮮王朝時代の民間芸能社 |
公開講座 | 村上 祥子 | 韓国の仮面劇-神々と人々が交錯する場 |
第18号(発行:2007年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 犬竹 正幸 | カントの力学論における力,慣性、質量概念の検討-ニュートン力学との対比を中心に- |
論文 | David A PRUCHA | On Interpreting Benet's Before An Examination |
論文 | Oscar Javier Mendoza GARCIA | Hoz y Encina de Santo Domingo de la Calzada-Primer Milagro Que da origen al pueblo jacobeo que lleva su nombre- |
論文 | 北村 有紀子 | アニータ・ブッルクナー『天使の湾』における太陽の隠喩-『旧約聖書』を手がかりとして- |
論文 | 高野 要 | ロビン・フッド伝説と時代背景 |
論文 | 小木田 敏彦 | 年季制度に関する経済地理学的考察-川俣羽二重産業を例に- |
論文 | 増山 久美 | 「テイアンギスと地域社会-メキシコ市大衆地区の青空市と地域住民のかかわりあいについての一考察- |
研究ノート | 木村 直人 | 色光を用いたハトの部分逆転学習 |
第17号(発行:2007年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 鵜澤 武保 | 『背徳者』ニおける色のシンボリズム |
論文 | カレイラ 松崎 順子 | Comparison of Intrinsic and Extrinsic Motivation Between Now and 20 Years Ago in Japanese Elementary School: A Preliminary Study |
論文 | 音在 謙介、小林 敏宏 | 「英語教育史学」原論のすすめ」-英語教育史研究の現状分析と今後の展開への提言 |
論文 | 千葉 一幹 | 宮沢賢治が生きた時代 |
研究ノート | 松下 直弘 | 1960年代に来日した二人の旅人-ホセ・マリア・ヒロネーリャとアタワルバ・ユバンキー |
研究ノート | 神田 工 | クラリッセ・リスペクトールの『星の時』における<私>をめぐる諸問題 |
研究ノート | 有馬廣實、村上祥子、鄭英子、崔鶴山、崔意映 | 日韓理解教育の現状-基礎的調査と交流事業の事例報告 |
抄録 | 新田目 夏実 | アジアの都市化の新局面-フイリピンを事例としてー |
研究会(講演)ラヴィブラバー・バルマン | 坂田 貞二 (企画・説明・訳) | ヒンドゥー教の寺院でクリシュナ神ニ捧げられる讃歌 |
研究会(講演)石原千秋 | 千葉 一幹 (司会・文責) | 大学で文学を教えるということ |
公開講座記録 | 宮本 卯之助 | 日本の祭礼-太鼓と神興造りの仕事場から- |
公開講座記録 | 深尾 淳一 | 南インド、タミルナ-ドゥ州の儀礼-神々とある慶び事- |
公開講座記録 | 辻村 益朗 | 絵本の愉しみ-日本や諸外国に現存する「絵入り写本」の世界- |
公開講座記録 | 北村 有紀子 | 作家アニ-タ・ブルックナーにおけるドラクロウの絵画のイメージ |
第16号(発行:2006年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 渡辺 勉 | On Describing Degrees of Prominence in English |
論文 | 千葉 一幹 | DICTADOS TOPICOS DE LA RIOJA (GEOGRAFIA POPULAR)- Transcripcion, presentacion, notas aclaratorias y comentarios a manuscritos recogidos por Bonifacio Gil Garcia. Anexo a otros cuatro articulos por el publicados - |
論文 | デビット・ブルーカ | A Stylistic Analysis of Woodsworth's,Composed Upon Westminster Bridge,Sept.3,1803 |
研究ノート | 鈴木 正俊 | 経済のグローバル化と日本的経営システムの変化 |
研究資料 | 林 正子 | 越南五戸寺の明命九年銘鐘をめぐって(2) -銘文の紹介- |
研究資料 | オスカル・メンドサ | ボニファシオ・ヒル・ガルシア著『スペインのラ・リオハ地方の民間伝承』ラリオハ図書館蔵BG913手稿より転写(後半) |
第15号(発行:2006年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 音在 謙介 | To Whom the Petal Floats -Japonism in A Farewell to Arms- |
論文 | 竹谷 靱負 | 富士山の祭神考-金色姫を中心にー |
論文 | 北村 有紀子 | アニータ・ブルックナー『次なる大問題』における絵画 |
論文 | 肱岡 義人 | ボイル問題ーボイルの化学の歴史評価をめぐって |
研究ノート | 松下 直弘 | ルルフォの書簡集ーフイクションとノンフイクションの間でー |
研究ノート | 高野 邦夫 | フイリピン文学における日本兵の描写ー1920年代から80年代までの作品を中心にー |
研究資料 | オスカル メンドサ | ボニファシオ・ヒル・ガルシア著『スペインのラ・リオハ地方の民間伝承』ラリオハ図書館蔵BG913手稿より転写(前半) |
公開講座記録 | 瀬尾 幹夫 | 李 登輝の精神史ー李登輝氏を通して見る日本の教育 |
研究会記録 | 犬竹 正幸 | 拓殖大学人文科学研究所主催第1回研究会の概要「カントの永久平和論と現代」 |
第14号(発行:2005年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 稲田 雅也 | 職業威信スコアの評価基準の関連要因に関する研究 |
論文 | 音在 謙介 | The Jurneys with Sad Rains - A Parallel Reading of Hemingway and Santoka- |
研究ノート | 立松 昇一 | 中国江南の港町「乍浦鎮」-その起源から今日まで |
公開講座 | 天日 隆彦 | 日本語の可能性 (1)海外における日本語教育 |
公開講座 | 阿久津 智 | 日本語の可能性 (2)海外の日本語教育の現場から |
公開講座 | 伊村 元道 | 「グローバリゼーション時代」における英語教育の課題と可能性 (1)転換期の英語教育-日本の英語教育 過去、現在、未来 |
公開講座 | 小篠 敏明 | 「グローバリゼーション時代」における英語教育の課題と可能性 (2)日本の英語教育の課題と可能性-歴史研究、国際比較からの提言 |
第13号(発行:2005年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 音在 謙介 | Hemingway and Haiku -The Hidden Structure Beneath the Surface- |
論文 | 遠藤 裕子 | 多義構造の違いによる基本動詞の型-語義教育の観点から- |
論文 | 北村 有紀子 | アニータ・ブルックナー『訪問者たち』におけるユダヤ性とL.S.ラウリーの絵画 |
論文 | 増山 久美 | メキシコ市低所得層の生存先術として「ファミリア」-タンダと核としての女性成員を中心に- |
研究ノート | 松下 直弘 | ピカレクス小説を超えて--エドゥワルド・メンドサ著 -『奇蹟の都市』に描かれたオノフレ・ボウビラの人間像- |
研究資料 | オスカル・メンドサ | DICTADOS TOPICOS DE LA RIOJA (GEOGRAFIA POPULAR)- Transcripcion, presentacion, notas aclaratorias y comentarios a manuscritos recogidos por Bonifacio Gil Garcia. Anexo a otros cuatro articulos por el publicados - |
公開講座 | 鈴木 昌 | Jリーグと地域社会 |
公開講座 | 草原 克豪 | 『太平洋の橋』-新渡戸稲造の志- |
公開講座 | 丸山 伸一 | 日本の裁判文化-定着するのか『裁判員』制度- |
第12号(発行:2004年12月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 音在 謙介 | ヘミングウェイにおける海と浪-カタストロフィーの技巧- |
論文 | 大森 裕二 | 『日陰者に照る月』-「娘」から「母」への変容を求めて- |
研究資料 | 坂田 貞二 | デリー南郊の新興ヒンドゥー教寺院 「シュリー・アードゥヤー・カートヤーヤニー・シャクティーピート・マンディル(聖根本カートヤーヤニー女神恩寵座寺院)」に関する資料集:同寺院が発行・配布した中心的な冊子・文書の解説と翻訳 |
抄録 | 日野川 静枝 | 1930年代イギリスにおけるサイクロトロンの開発過程 |
公開講座 | 樋口 公啓 | 経済界から見た教育問題 |
第11号(発行:2004年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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研究ノート | 高橋 都彦 | フェルナンド・ペソアの詩集『メッセージ』解題 -神秘的ナショナリズムとセバスチャン神話をめぐって- |
研究ノート | 大方 高典 | 学生の中国語作文を指導して |
研究ノート | 照山 直子 | W.ロプシャイトの『栄華字典』の序文に見る思想と無序本の問題-宗教と科学のはざまで |
研究ノート | 深尾 淳一 | 南インド、タミルナードゥ州の先史・原始文化の連続性 -新石器時代から初期歴史時代まで- |
研究資料 | 林 正子 | 越南五戸寺の明命九年銘鐘をめぐって(1) -現代日本とベトナムの交流- |
研究資料 | 土淵 知之 | 恩賜記念館収蔵 掛幅 李烈釣書 解読 |
第10号(発行:2004年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 三浦 徹明 | 中国「現代化(近代化)」政策に関する一考察 |
研究資料 | 坂田 貞二 | 16世紀北インドのクリシュナ信仰詩人スールダース研究の歴史 -本文、注釈書・訳書の出版史を中心に- |
研究資料 | オスカル・メンドサ | Coplas Riojanas a la Virgen -recopiladas por Don Bonifacio Gil Garc'ia- |
公開講座 | ウルリヒ・ヘルベルト(佐藤健生 訳・解説) | ドイツの三つの過去-ドイツ現代史をどうとらえるか- |
第9号(発行:2003年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 橋本 信 | 日本語におけるグリーン・ツーリズムの現状と可能性 |
論文 | 林 正子 | 『大南寔録』の成立過程(三)―院朝の編纂事業を中心に― |
論文 | 植芝 牧 | 『ピエール』試論―グノーシス主義的観点からの再検証― |
論文 | 小林 伊智郎 | 日本語能力試験1.2級の読解分野における物語文の重要性 |
論文 | 小林 亜紀子 | 岡倉天心における英語―文化論の視点から― |
論文 | 松澤 淳 | トーマス・マンの「沈黙」―苦難の時代における非政治的な思考について― |
論文 | 瀬尾 幹夫 | 黄葉のカザシ考 |
研究ノート | 加藤 秀幸 | "東風生意満山川"(本学恩賜記念館所蔵扁額)を後藤新平の揮毫せる社会的背景 |
抄録 | 服部 龍二 | 満州事変と重光駐華公使報告書―外務省記録「支那ノ対外政策関係雑纂『革命外交』」に寄せて― |
公開講座 | 下條 正男 | 竹島問題の現状と課題(試論) |
第8号(発行:2002年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | オスカル・メンドサ | Protagonismo de las Mujeres en el Carnaval de Espana |
研究ノート | 遠藤 哲也 | 紛争解決におけるメディエーション―その動機付けと受入条件の基礎的理論枠組みに関して― |
調査報告 | 有馬 廣實 | 教職科目「介護等体験」(講義・体験)に関する学生アンケート調査の分析 |
公開講座 | ウルリヒ・ヘルベルト | Drei deutsche Vergangenheiten―Uber den Umgang mit der deutschen Zeitgeschichte― |
公開講座 | 萱原 昌二 | 戦後高等教育の課題 |
公開講座 | 田中 洋子 | フェミニズムで読む源氏物語 |
第7号(発行:2002年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 原 誠 | 言語学的根本態度決定のためのもろもろの選択肢(その20)-文科か理科か〔E〕- |
論文 | 石川 貴子 | 読みに対する不安-日本人英語学習者の不安が起こる条件と軽減のための一考察- |
論文 | 遠藤 哲也 | B・ブエノ・デ・メスキータの『ウォー・トラップ』に見る紛争開始の合理的選択理論 |
論文 | 山下 萬里 | ヨーゼフ・ロートと《ハプスブルク神話》-『カプチン地下霊廟』と『皇帝の胸像』- |
研究ノート | 山口 隆正 | 「日本横浜中国大同学校縁起」をめぐって |
研究資料 | 伊藤 颯夫 | 翻刻『松山本源氏物語』すゝむし(鈴蟲)の巻 |
調査報告 | 有馬 廣實 | 教師の生涯学習活動とボランティア学習・ボランティア活動との関連に関する一考察-関東地方の中学校および高等学校の年長教師の場合- |
第6号(発行:2001年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 寺家村 博 | ガブリエル・ロワのBonheur d'occasionにみる貧しさに関する一考察 |
論文 | Oscar Javier Mendoza Garcia | Protagonismo de las mujeres en antiguas fiestas carnavalescas |
研究ノート | 増山 英太郎 道官 克一郎 | ブラジルに移民した拓大先輩の日本・拓大への思い入れ |
研究資料 | 服部 龍二 | 「戦間前期」東アジア国際政治史文献目録-拙著 『東アジア国際環境の変動と日本外交一九一八-一九三一』追補 |
調査報告 | 三代川 正秀 | 宇部・国吉家の家計簿-家計簿記の源流を探る- |
第5号(発行:2001年5月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 御子柴 善之 | 環境問題対策への動機づけの問題-南北問題との類似性から- |
論文 | 木村 直人 | オミッション随伴性に対するハトの指向行動の敏感さ |
論文 | 林 正子 | 『大南寔録』の成立過程(二)-フランス支配下における変質を中心として- |
論文 | 川上 高司 | 米国の対アジア関与政策の軌跡と将来 |
論文 | 田中 万里子 | 宮崎県諸塚村における産業基盤としての車道網整備の経緯とその効果 |
論文 | 石黒 健一 | ディラン・トマスはなぜ「塵なる者を歩かせる」のか-彼の世界観の一考察- |
論文 | 立野 晴子 | 午後三時の神話-ジェイムズ・ジョイス「死者たち」における演劇作法と〈死の舞踏〉の意味するもの- |
論文 | 松澤 淳 | 自由かあるいは拘束か-成立の過程から見たトーマス・マンの『魔の山』について- |
論文 | Oscar J.Mendoza | Comidas de Carnaval Espana |
論文 | Manuela almaraz Romo | La Expresion De La Cortesia Verbal |
論文 | 八島 雅彦 | 小林秀雄のドストエフスキー-歴史・思い出・伝統- |
研究ノート | 城谷 ゆかり | 短大生における一人暮らしと心理的自立-拓殖大学北海道短期大学学生のアンケート調査から- |
研究ノート | 深尾 淳一 | 南インド,タミルナードゥ州の原始時代の土器 -メガリス文化期の浅鉢形黒縁赤色土器の形式学的編年- |
研究ノート | 坂田 貞二 | 北インドの昔話におけるナーイー(床屋)の役割 |
研究ノート | 瀬尾 幹夫 | 世阿弥、所謂「物まね」と「初心忘れべからず考」 |
研究資料 | 小野寺 正巳 | 新聞報道にみる戦時下の名雨線鉄道・雨竜水力発電所建設工事と労働 |
研究資料 | 伊藤 颯夫 | 翻刻『松山本源氏物語』あふい(葵)の巻 |
国内・国外の視察報告 | 村上 良一 | イタリア農業事情視察記 |
第4号(発行:2000年10月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 守永 直幹 | 持続あるいは響鳴する宇宙-ベルクソンの多様性形成の理論- |
論文 | 長谷川 吉昌 | 脳死問題への生命倫理学的アプローチ |
論文 | 有馬 廣實 | 薬局・薬店による市民の健康・生涯学習等への貢献活動に関する調査研究 |
論文 | 大東 俊一 | 文学と哲学を超えて-ラフカディオ・ハーンと西田幾太郎- |
論文 | 原 誠 | 言語学的根本態度決定のためのもろもろの選択肢(その18)-文科か理科か〔D〕- |
論文 | 長尾 素子 | コミュニケーション不安-拓殖大学商学部貿易学科国際コミュニケーション・コース生の不安度- |
論文 | 亀掛川 博正 | 維新政権による救恤政策-戊辰戦争下、年貢半減令を中心として- |
論文 | 石田 琢智 | 洋務運動の歴史的評価 |
第3号(発行:2000年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
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論文 | 守永 直幹 | ベルクソンの持続の物理学 |
論文 | 音在 謙介 | Hemingway の作品・報道記事等における日本への言及について |
論文 | 寺家村 博 | フランス語圏の成立Ⅲ -アングロフォンとフランコフォン,カナダ連邦政府とケベック州の言語政策に関する一考察- |
論文 | 原 誠 | 言語学的根本態度決定のためのもろもろの選択肢(その16)-文科か理科か[C]- |
論文 | 竹谷 靱負 | 富士山を題材にした教科書の変遷 |
論文 | 有馬 廣實 | 教師の生涯学習活動に関する調査研究(2)-3都県の年長教師の場合- |
研究ノート | 植芝 牧 | 「まだ人間ではない他者」とは誰か -「エンカンタダス」における帝国主義批判- |
研究ノート | 木村 直人 | DRLスケジュールによるハトのテコ押し反応 |
研究資料 | 伊藤 颯夫 | 翻刻『松山本源氏物語』夕顔の巻 |
第2号(発行:1998年3月)
種別 | 著者 | タイトル |
---|---|---|
論文 | 犬竹 正幸 | Realitat und Kraft bei Kant. |
論文 | 松丸 啓子 | R.M.Rilke 作 "Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge"における「解体」の構想をその冒頭節に読む |
論文 | 原 誠 | 言語学的根本態度決定の為のもろもろの選択肢(その12) -文科か理科か[B]- |
論文 | 寺家村 博 | フランス語圏の成立Ⅱ-岐路にたつフランス語- |
論文 | 平尾 政幸 | 英語の抽象語彙の変遷に関する一考察 |
論文 | 山口 隆正 | 中級からの作文指導法-「読むこと」の「書くこと」に対する有効性- |
論文 | 小泉 卓 | 描画・絵本・漫画の特質と可能性 |
調査報告 | 三代川 正秀 | 銀行法上のディスクロージャー実態 |
調査報告 | 小林 一也 | 高校生・大学生の学校生活をめぐる意識に関する調査研究 |
公開講座
文京アカデミア講座のお知らせ
文京アカデミア講座は、多様な分野について学ぶことのできる生涯学習講座です。文京区内在住・在勤・在学者を対象に、有料で開講しています。詳しくは文京アカデミーのホームページでご確認ください。
2023年12月2日(土)より開催
- 講師:村上 祐紀 政経学部教授
- 講座:「バーチャル文学散歩―森鷗外作品とゆかりの場所を巡る」
過年度の公開講座は右側の(+)よりご覧ください。
2022年10月19日(水)開催
- 講師:村上 祐紀 政経学部准教授
- 講座:「【森鷗外没後100年記念事業】森鷗外作品の女性たち "鷗外が書いた女性―「新しい女」を中心に"」
- 人文科学研究所による文京アカデミア講座を実施
2021年12月4日(土)、11(土)、18日(土)開催 13:30~15:00 [全3回]
- 講師:村上 祐紀 政経学部准教授
- 講座:「バーチャル文学散歩 ―森鷗外作品と東京を巡る」
- 人文科学研究所による文京アカデミア講座を実施
2019年12月21日(土)開催
- 講師:関 良基(拓殖大学政経学部教授)
- 公開講座「水道民営化問題と社会的共通資本」が開催されました
ご質問などがございましたら、kenkyu@ofc.takushoku-u.ac.jp宛に電子メールでご連絡いただけますようお願い申しあげます。