短期研修プログラム / 石原 夏帆

貴重な経験をした1カ月

プロフィール

石原 夏帆 さん
外国語学部 英米語学科 1年
山梨県立甲府東高等学校 出身

留学先

カナダ/ランガラカレッジ

期間

2017年8月5日~9月3日

学校生活について

カナダの短期研修では最初にリスニングのテストによって1から5のクラスにレベル別で振り分けられます。テストの形式はTOEICに似ています。出発前に英語に耳を慣らしていくのをおすすめします。レベルが上のクラスになるほど意識が高い人が多く、授業中以外にも英語で話す人が多いため英語を使う機会が多くなると思います。クラスには日本人だけでなく韓国人や台湾人の生徒がいます。私は大学で中国語を第二か国語で選択しているので台湾人のクラスメイトに中国語や台湾のことを教えてもらったり、日本語や日本のことを教えたりといい経験になりました。使う教材は全員一緒ですがクラスによって授業内容が異なります。プレゼンテーションをグループでするなどスピーキング力を伸ばすような内容が多いですが、スピーキングだけでなく新しいボキャブラリーや文法を学んだり、宿題では先生が出したお題について書いて添削してもらいました。また、カナダの文化に触れる授業や週一回クラスでバンクーバーを回ったり、カヌーに乗ったりなどキャンパスを出て行う授業があるため楽しみながらカナダの歴史や文化を学ぶことができました。

日常生活について

私のホストファミリーはフィリピン系の年配の夫婦とホストファミリーの友人の3人でした。カナダの洗濯機は大きくまとめて洗う習慣があるため洗濯は週一回と決められていましたが、シャワー時間の制限もなくあまり厳しいルールはありませんでした。昼食は朝に出されたものを使ってサンドイッチやホットドックを自分で作るのが基本でしたが、ハンバーガーを買ってきてくれる時もありました。休日はホストファミリーの子供や孫など多くの人が来てBBQをしたためお話ができたり、いろんなことを聞ける機会があり楽しかったです。放課後や休日に様々なところへ出かけました。ショッピングをするだけでなく、キャピラノのつり橋、ビーチなど小旅行ではビクトリアにも行きました。日本とは違う自然豊かな景色や街並みを感じることができ、いい思い出になりました。

Whistler

Whistler

研修を通して得たことと今後の学校生活への影響と進路について

Langara College

Langara College

この研修を通して今後の課題を多く見つけることができました。海外に行くことで自分スピーキング力の低さを痛感しました。単語力と語彙力をただ増やすだけでなく実際に使えるようにしないと意味がないということが分かりました。大学の先生やクラスメイト、ホストファミリーとの会話をきっかけに多くの表現を学ぶことができました。また、海外では自分の国を紹介する機会がたくさんありました。その際に、日本人は日本のことをわかっているようでわかっていないことに気づきました。海外の歴史や文化を学ぶと同時に日本のことも学んでいきたいと思いました。今後は普段の学習に加え、今回の経験を活かして長期留学に向けて頑張りたいです。

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