短期研修プログラム / 吉崎 詩菜

台湾短期研修を通して感じたこと

プロフィール

吉崎 詩菜 さん
商学部 会計学科 2年
北海道釧路明輝高等学校 出身

留学先

台湾/東呉大学

期間

2018年3月4日~3月10日

研修参加の動機について

私が今回のインターカルチャー研修に参加した一番の理由は第二外国語として学んでいる中国語を現地で実際に使ってみたいと思ったことと海外へ行くことが初めてだったので学校のプログラムを使っていく方が安心して参加できると思ったからです。一年生の時にもこの台湾の短期研修のことを知って説明会を受けましたが、海外への不安や習って一年足らずの中国語では話せるかの不安があったため行くことを断念しました。しかし今回の研修を受けて一年生のうちに行ってもよかったなと強く思いました。二年生になってから行っても遅くはないですが、生の中国語を聞くことで自分の中国語のスキルがどれだけなのかを知ることができ、中国語を学ぶ姿勢や意欲がさらに高まるので、二年生になってからも必修のある一年生の時の方が中国語を学べる時間がしっかりあるのかなと思いました。

授業風景

授業風景

研修先の紹介

集合写真

集合写真

台湾は比較的日本に似ているので日本人にとってはとても住みやすいところだと感じました。また人柄がとてもやさしい印象を受けました。研修中、私たちのお世話をしてくれたチューターさんや先生方はとても気さくな方たちばかりで、とても話しやすく困ったことなどがあったらすぐ対応してくれましたし、気にかけてよく話しかけてくれたのでとても過ごしやすかったです。また自由行動の時間に外出していた時にわからないことがあり困っていたら、現地の人がわざわざ携帯電話を使って日本語に訳した文章を見せて助けてくれたときはとても感動しました。またコンビニに携帯電話を忘れてしまい焦って急いで戻った時も店員さんが携帯を預かってくれていて台湾はとても治安のいい国なんだなと実感しました。ただ台湾に行ったのが3月だったので気温や気候の変化がとても大きかったことや食べ物の中には日本人の馴染みではない香辛料が使われていたりすることが多いので匂いや味に慣れるまでは少し大変でした。あとは交通量が多くバイクもとても多いので細い道などは距離が近いので危ないですし、横断歩道が青で渡っていてもそのまま横断歩道に走ってきたりするので注意して歩かないと危ないです。

研修を通して得たことと今後の学校生活への生かし方について

台湾研修を通して私は語学の大切さとそれ以上に大切なことがあることに気づくことができました。大学で中国を学んでいましたが実際に現地に行ってみると自分の使える中国語が極端に少ないことを実感しました。日常で使われている中国語すらもなかなか理解することができませんでしたし、相手に自分の意志を伝えることは特に大変でした。ただその中で言葉が通じなくても感じることはありました。お店で注文する時、わかる範囲の中国語や英語で頼んでいましたがなかなか理解してもらえませんでした。しかし店員さんが必死に理解しようとしている姿や、ジェスチャーなどで教えてくれる姿勢を見たときに人に何かを伝えるのは言葉だけじゃないんだと思いました。相手に何かを伝えるとき、伝えようとしていることにどれだけ耳を傾けることができるかで理解できることもあるのかなと思いました。言葉が通じることが一番ですがその外にも相手のことを理解したいと思う気持ちが大事だと思いました。短期研修を経て私は今後の大学生活で語学を今まで以上に力を入れて学ぶとともに異文化の理解を深めたいと思いました。また外国人だけではなく大学生活の中でかかわるすべての人へ今以上に理解する気持ちや聞く姿勢に気を配ることで今よりもさらにいい関係を作っていけるのではないかと思っています。

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