言語教育研究科英語教育学専攻が目指す教師像

本研究科の英語教育学専攻博士前期課程では、拓殖大学全体や外国語学部が目指す教師像をさらに発展させて、次のような言語教育のスペシャリストの養成を目指します。

(1) 高い語学力を備えた国際感覚豊かな教師

英語教育学専攻の特徴の1つは、英語だけで行われる授業が多いことです。英語のネィティブ・スピーカーの授業だけで修了必修単位の多くが修得可能です。また多くの日本人教員も英語だけで授業や論文指導を行います。また、毎年半数近くは留学生で彼ら彼女らと交流する中で、卓越した語学力はもちろん、21世紀のグローバル化時代の課題と社会の要請に応えるべく、英語、文化、歴史などに関する優れた専門知識と国際感覚も身につけることができます。

(2) 客観性かつ汎用性が高い、問題発見解決力を修得した教師

修士論文作成にはエビデンスが求められます。毎週少人数で行われる「特別演習」の中で実証的で高度な研究手法を学ぶことができます。それを活用して、英語教育が直面する課題を多面的な視野から発見し、それに対して自ら進んで対応し、指導的な立場で積極的に他者と協働して問題解決できる能力を身につけることができます。

(3) 常に研究・研鑽し続ける教師

外国語教育を巡る環境は大きく変わる可能性があります。それだけ外国語教育には時代や社会のニーズが反映されます。教育現場は刻々と変化しています。学生時代もそうですが修業しても自ら学び続ける姿勢のある教員にならなければ、学校現場の様々な問題点を解決出来るはずもありません。英語教育学専攻では、教壇を去るまで、常に自己研修・研鑽に励み、教育界のリーダー的な存在になりうる教師の養成を目指します。

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