産業と人間 - 拓殖大学教養講座 開講50周年記念 -

産業と人間- 拓殖大学教養講座 開講50周年記念 -

拓殖大学の講座「産業と人間」は、第12代総長 中曾根康弘の発案によって、1968(昭和43)年度からスタートしました。政治、経済、文化、スポーツ、芸術、科学など幅広い分野の第一線で社会観や世界観、職業観や人生観を育むことを目的にしています。そして、2018(平成30)年度、講座「産業と人間」は50周年を迎えました。

開講50周年の意義 主な講師と演題 講座「産業と人間」が目指すもの 「感謝の会」の開催 写真で見る講座「産業と人間」 産業と人間 開講50周年記念 パンフレット

第12代総長・中曾根康弘と講座「産業と人間」

特殊講義の意義について

中曾根康弘総長(当時)

中曾根康弘総長(当時)

「特殊講義」については、私は意味があると思っています。これは、私のアイデアを採用してもらったものですが、要するに、大学に社会性を入れて、単に「象牙の塔」の中だけの学問、教育で終ってはいかんということではじめたものです。特に拓大の場合は、民族的国際大学として発展しようとしているのでありますから、そういう大学にふさわしい学問を諸君に学んでもらうために、貿易とか、海外事情、人生論などを、日本の各界のトップクラスの人たちに来てもらって、話しをしてもらうことは、日常の講義を補う意味においても、非常に大事だと思っています。

私が諸君に、この「特殊講義」から学びとって欲しいと考えていることは、人間のおもしろ味とかあるいは発想方法、またある事業をもって、世界にのりだしていくときの心構えなどという諸々のものを、くみとっていただきたいので、講師の思想傾向のみを云々しないでもらいたいということです。そういうふうにお考えねがいたいと思います。

(講義録の質疑応答より抜粋)

1967(昭和42)年9月 中曾根康弘氏が拓殖大学第12代総長に就任。~1971(昭和46)年
1968(昭和43)年5月 中曾根康弘総長が発案した「特殊講義-産業講座、教養講座」を開講。第一回講師は、三菱商事副社長(当時)の寺尾一郎氏
テーマは、「世界経済よりみた日本の産業再編成と貿易」
1987(昭和62)年4月 「産業講座」「教養講座」は、特別講座「産業と人間」に改称・統合