英米語・国際学科 定員増予定について

工学部 情報工学科 定員増について

ebookパンフレット

工学部情報工学科定員増の目的

本学部情報工学科(以下、「本学科」という。)は、設置以来、情報通信技術(ICT)の発展に伴う、社会の急激な変化や産業界におけるIT人材養成の声に応えて、専門的知識と教養、理論と実践のバランスの取れた技術者を養成するとともに、卒業後も急速な技術革新に対応できるよう、教育課程や教育方法・内容の充実を図ってきました。
近年のICT普及は著しく、スマートフォンが、パソコンや固定電話を上回り「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットワークにつながる情報化社会が実現しています。従来型のICT端末だけでなく、様々なモノがインターネットとつながる「モノのインターネット(IoT)」が増加し、ビックデータを収集するための手段が確立しつつあります。さらに、これを分析・活用する人工知能(AI)の技術も進んでいます。これらの技術の進展により、情報セキュリティが今まで以上に重要性を増しています。
また、新型コロナウイルス感染症の流行により、行動様式・生活様式の見直しをはじめ、働き方、産業、医療、教育、観光等あらゆる分野で変革が起こっていく流れが加速しており、これからの社会の形が大きく変わっていく可能性が高くなっています。テレワーク、遠隔診療、遠隔教育等ICTを活用したリモート化・デジタル化といった社会の急激な変化が見られており、「Society 5.0」の実現を加速させることが必要となっています。
経済産業省の分析による今後のIT人材の需要は、年々上昇し、令和12(2030)年には、45万人に達すると予想されており、長期的な需要が見込まれています。
本学科では、これまでも優秀なIT人材の育成に取り組んできたが、上記のような認識のもと、今後はさらに、AI、IoT、データサイエンス、サイバーセキュリティなどの新しい技術に精通し、高度なサービスを実現できるIT人材を多く輩出し、第4次産業革命の促進や超スマート社会(Society5.0)の実現に貢献すべく本学科の定員の拡充を図ることとしました。

養成する人材像

情報社会及び多彩な産業分野におけるコンピュータ活用技術を身につけ、情報システムの構築並びに情報サービスの発展に貢献できる人材を育成します。

養成する人材像修得できる知識・技術・能力

①ソフトウェア、ハードウェア、ネットワークなどの情報工学の基礎知識や、AI、IoT、データサイエンス、サイバーセキュリティなどの応用分野の知識、②情報システム/サービスに関する仕様や構造が理解でき、適切な指導のもとでの構築や運用ができる能力、③情報システムを用いた問題解決のためのプログラミング技術などを身につけます。さらに、グローバル化する社会のなかで、個人またはチームとして、システム開発やサービス運用をするためのコミュニケーション能力を身につけます。
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学びのPOINT

初学でも安心なプログラミング教育
情報分野学修の基礎となるプログラミング技術については、半期ごとに複数のプログラミング演習に取り組める柔軟な体制により、初学者でも基本スキルから確実に学び、経験者はより高度なスキルへ挑戦することで、上級学年に向けて着実にプログラミングスキルを身につけます。

進路を見据えたコースにより
学修への動機付けで将来の目標が明確化

情報工学の基盤技術であるコンピュータソフトウェアやシステムエンジニアリングからデータサイエンス、インターネット、セキュリティ、AI、IoTなど応用技術まで、幅広い分野から厳選された3つのコースから、自分の興味・関心や将来の目標に応じて選んで学びを進めることで学修の目的意識を高め、専門知識・技能を身につけます。

総合的な課題設定・課題解決能力育成の充実
学修した専門知識や技術を用いて、1年から1年半をかけて卒業研究に取り組みます。また、4年後期の特別卒業研究を通じて、研究をより深めます。これにより、主体的な学修習慣、課題に対する多角的な洞察力、コミュニケーション能力など、実社会に役立つ総合的な能力を身につけます。

2年次に3つのコースの中からコースを選択し、専門的な学びを深めます

2年次に3つのコースの中からコースを選択し、専門的な学びを深めます

卒業後の進路

卒業後、情報工学・コンピュータサイエンス分野の開発、設計、製造、サービスや新しい技術の研究開発の分野で、優れた能力を発揮することができます。

目指せる資格

● ITエンジニア  ● システムエンジニア(SE)  ● システムアドミニストレータ  ● セキュリティエンジニア
● AIエンジニア  ● プログラマ  ● ネットワーク技術者 ● 高等学校教員(情報、工業) など

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