国際学部が目指す教師像
国際学部では、「拓殖大学の教職課程における教員養成の理念と目的」(前掲)に重点を置きながら、学部独自の教育理念に基づいて、次のような教師の養成を目指します。
(1) グローバル化時代に対応し、国際社会の発展のために貢献できる広い視野をもった教師
国際学部では、①三つの力(基礎知識、コミュニケーション力、実践力)を身につけ、②各コースの専門的知識を体系的に修得し、その知識・技能を駆使して、③各コースに関わる国際社会的課題を自ら設定し、必要な情報の収集・分析を行い、他者と協調・協働しながら、その課題を解決できる能力を身につけた人材の育成を教育目標に掲げています。教師の養成においても国際学部で学んだ専門知識や実践力を活かし、国際的な視野から諸問題に取り組みその解決に寄与できる教師の養成を目指します。
(2) コミュニケーション力を活かし、問題に迅速かつ適切に対応できる教師
国際学部では、独自の海外研修プログラムやゼミの海外研修旅行など「世界」を直接体験する機会が豊富です。その中で他者と協調・協働しながら問題解決に取り組み、コミュニケーション力を身につけています。教師の養成においても、こうして得た高いコミュニケーション力を活かし、「チーム学校」の一員として保護者、地域社会と関わりながら学校教育の抱える諸問題の解決に向け、迅速かつ適切に対応できる教師の養成を目指します。
(3) 教育実践力を身に付け、即戦力として活躍できる教師
国際学部では、実践力を養うために学生の海外留学、国内研修、ボランティア活動などを支援し、専門ゼミナールでは専門的知識の体系化と三つの力(基礎知識、コミュニケーション力、実践力)の育成を進めています。このような高い専門性と実践力を持ち、「主体的・対話的で深い学び」を実践できる、即戦力としての教師の養成を目指します。