日本語教育研究所

概要

拓殖大学日本語教育研究所は、平成19年(2007年)に「日本語・日本語教育」を目途として再出発した機関であります。日本語教育に関する調査・研究を行い、それらの成果を国内外に発信することにより国際相互理解の発展に寄与する目的で以下の業務を行っています。

  1. 日本語に関する調査・研究
  2. 日本語教育に関する教材開発
  3. 日本語教育に関する刊行物の発行
  4. 外国人・交換留学生・委託留学生等に対する日本語教育
  5. 日本語教育に関する研究会、講演会、シンポジウム
  6. 日本語教師養成講座等の開催及び運営
拓殖大学機関リポジトリ:日本語教育研究所

所長挨拶

小林孝郎(外国語学部教授)

本研究所は、昭和36年(1961年)のアジア協会(現、国際協力機構=JICA)から委託を受けたインドネシア共和国賠償留学生(162名)に日本語を教える名目で設置をされた「日本語研修所」に端を発し、本年で53年目を迎えます。昭和38年(1963年)には「拓殖大学語学研修所」に改称され、在日外国人を対象とした日本語講座を新設しました。昭和45年(1970年)には社会人対象に日本語教師養成講座が開講し、現在まで40数余年の歴史を誇っています。昭和47年(1972年)には拓殖大学別科 日本語教育課程が設置されるのに伴い、「拓殖大学語学研究所」(平成9年(1997年)「拓殖大学言語文化研究所」に改称)に改称をし、大学の研究機関の一員となりました。

昭和55年(1980年)に研究所内に「拓殖大学研究所附属日本語研究センター」として明確な位置づけをされました。(昭和57年)1982年に中国帰国者の受け入れを開始し、東呉大学(台湾)夏期日本語研修団受け入れを行ってきました。平成12年(2000年)には同センター内に準備教育課程(私立大学として初の認可)を新設しました。さらに平成15年(2003年)にセンターの発展的改組をして「拓殖大学日本語学校」を開校しました。以上、歴史の波に揉まれながら平成19年(2007年)3月の日本語学校閉校に伴い学内の日本語教育の調査・研究を目途として「拓殖大学日本語教育研究所」が設立されました。

また、本研究所内に外国人に対する日本語講座も開設しています。対象者を在日外国人として、広く受講生を求め、社会に還元できる人材の養成にも応えています。海外の提携校からの研修団の受け入れも積極的に行い、台湾・韓国・インドネシア・中国・カナダ・ロシア・タイなど年を追って要請が増える傾向にあります。

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出版物

第3号以降は拓殖大学機関リポジトリに論文を掲載しております。

創刊号から最新号の論文等題名、執筆者一覧は右側の(+)よりご覧ください。

第3号 (発行:2018年3月)

種別著者タイトル
論文小林 伊智郎「基礎科学実験」教科書に見られる機能語の特徴
研究ノート阿久津 智音韻と日本語学習
研究ノート浅井 尚子大学院進学希望者の受験準備の現状と課題―大学院生の振り返りインタビューから―
研究ノート大越 貴子「総合日本語」授業における初級段階からの多読授業の検討
研究ノート中村 かおり日本語教育実習における指導力向上のための基礎的研究―チェックリストの作成に向けて―
研究ノート山口 隆正日本語テキスト・日本語能力試験(過去問)からみる「『気』の慣用句」の扱い方について

第2号 (発行:2017年3月)

種別著者タイトル
論文小林 伊智郎CAD指導用教科書に見られる動詞の分析―基本動詞の意味の特殊性について―
論文石川 守 般若 洋子格助詞「で」の意味機能―条件を表す機能について―
論文工 一仁仏教と日本人―その伝来と発展をめぐって―
論文中村 かおりアカデミック・リーディングにおける問いと答え探索活動の有効性 ―中心文探索活動との併用に関する質的研究―
研究ノート阿久津 智漢語音韻学と日本語漢字学習
研究ノート飯田 透「平仮名」の書写教育について―日本人および日本語学習者への指導内容に基づいて―

第1号 (発行:2016年3月)

種別著者タイトル
巻頭言川名 明夫
創刊の辞小林 孝郎
論文石川 守 般若 洋子格助詞「に」のコア、及びコア・イメージ
論文小林 伊智郎初級日本語教科書の文法項目の改訂
論文飯田 透目的を表す格助詞「に」の導入に関する一考察
論文中村 かおり主格マーカーとしての格助詞「が」の取得を促す指導法
研究ノート山口 隆正日本語教育における慣用句の扱いについて
研究ノート工 一仁夏祭りと地域振興 -「完全戦災都市」平塚の七夕まつりを例として-

奨学論文・作品

平成30年度 研究所奨学論文・作品募集 過去の研究所奨学論文・作品集

公開講座

ご質問などがございましたら、kenkyu@ofc.takushoku-u.ac.jp宛に電子メールでご連絡いただけますようお願い申しあげます。